内側の記録

心裡に去来したものを雑に記録します

今日の中国語(1)

中国人のユーモアについて

中国人は食事をしながらおしゃべりをするのが好きなので、特に会食中には色々なジョークが飛び交います。現地人の発した冗談などをいくつか。

 

「等你们反攻大陆呀!」

(日本語訳:「あなたたちが大陸に反攻するのを待ってるのよ!」)

台湾人との食事中に、中国人の民族性の悪い部分が変えられないことについての発言。

それに対する返事は「我等你们统一呢!(こっちはそっちが統一してくれるのを待ってるんだよ!)」

このような冗談から察するに大陸人と台湾人は個人レベルでは特にわだかまりがあるわけではなく、「同一ではないが不可分なもの」として認識しているようです。

台湾人はよく「台湾跟日本一样(台湾は日本と一緒)」と言いますが、これは日本が好きということではなくて、高齢化や経済の停滞感といった社会の雰囲気のことを指しているようです。

 

「这样就能拉动GDP么!」

(日本語訳:「そしたらGDPになるもん!」)

(日本と比較した場合に)中国の施工が雑なためにしょっちゅう補修・再施工が必要なことについての発言。

中国の施工は割と雑で、例えば歩道のタイルがすぐゆるゆるになったりマンション壁面のタイルが落下したりというのは普遍的なことなんですが、「毎年のように補修することでGDPが発生している、日本のように一度作ったら数十年保つというのではどうやってGDPを押し上げるんだ」というのが言い分。

それを言い出すと「風力発電は燃料費がかからないけど火力発電は燃料費がかかるのでGDPを押し上げるし善」みたいな意味不明なことになるので、やはりGDPを目標にするのはよくないんじゃないでしょうか。

 

 

今日のところはこのくらいで