内側の記録

心裡に去来したものを雑に記録します

中国の映画事情(2)

今日の中国語:不对号入座

座席不指定のこと。座席指定の場合は「对号入座」

 

うちの大学では大礼堂で月に4回くらい(毎週水曜日夜ですね)映画の上映をします。中国の大学ではわりと普遍的らしく、統一されたサービスとして運営されてるので、よその大学の上映もチケット購入できるし、学外者も入れます(多分)。写真の奥に見えてるのが大礼堂ですね。アメリカを意識した新古典主義建築といった趣です。

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ただ、こういった上映では座席不指定のことが多く(商業目的じゃないしスタッフも教育されてないので)、いい席で観ようとなると開場前から並ぶ必要があります。この時期は寒いです

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僕は諦めて2階席最前列真ん中で観ることが多いです。2階席のほうが人少ないし隣がカップルだったりすることもないので

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中国での映画上映では予告編はほとんどなく、代わりに公益広告が流れます(社会主義核心価値観の「愛国」でなぜか拍手が沸き、その後笑いが起こりました)。学内上映で若者が多いからか、人民解放軍への入隊を薦める広告が流れるのも中国ならではという感じですね。

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価格は映画によりますが20〜25元(300〜400円)くらいです。音響が想像以上に迫力があったり、3Dの上映があったりして学内上映というイメージよりも結構しっかりしてます。(おしまい)